『PARADE』レビュー。


PARADE (初回限定盤)(DVD付)

PARADE (初回限定盤)(DVD付)


シカオちゃんの8枚のアルバム『PARADE』。



「奇跡」
元気になれる曲。この歌詞から聞こえてくる音や匂い、色が好きだなぁ。
<消えてしまうから 誰にもいわないようにしよう>


「19才」
歌詞カードのタイトルの横にあるクロアゲハチョウが気になる。
サナギから"クロ"アゲハチョウってところがシカオちゃんらしい〜。


「38分15秒」
…本当とんでもない男です、相変わらず。笑
エロだけど、かっこいい曲。コーラスもステキ。
時間の流れがやけにリアル〜。


「斜陽」
スガシカオ全開って感じの曲。アレンジも好き。
"一度は通る甘酸っぱい挫折"かぁ〜。
<君のことで消耗していく 自分が嫌いじゃなかった>


夏陰〜なつかげ〜」
イントロが切なくて好きだな〜。吸い込まれていく気分になります。
シカオちゃんの声が優しい。
<どれくらいの速度で いま 未来に向かって歩いているんだろう?>


「タイムマシーン」
居酒屋トークで生まれたという曲。
前の曲で未来を気にして、この曲で未来なんて見たくないっていってるなぁ。だからこの並びなの?シカオちゃん


「Rush」
ライブで盛り上がりそうな曲。
この曲について、"得意すぎて書けないくらい得意"というシカオちゃん。さすがだ〜。


「Hop Step Dive」
メッセージが強い曲。
ギター、ベース、ドラムそれぞれの音にもはげまされる気がします。
好きだな〜この曲。


「真夏の夜のユメ」
アルバムでのこの位置が好き。
Aメロで終わってるが、確かにリアルかも。



「7月7日」
澄んでいてきれいな曲。
<一人きりで 君を待っているのは もうイヤだよ>


「午後のパレード」
歌詞カードをみるだけでわくわくする。
カラフルな曲です。
<本当のこと 誰も話さなくても 続けること それがパレードのルール>


「Progress
アレンジでこんなにも変わるからびっくりした。
シカオちゃん曰く、自分の声は「散る声」らしい。だから重なり合うとこんなにもかっこよくなるんだよね〜。



今回のアルバムは、前作『TIME』の「光の川」や「アーケード」のような情景を書いた作品が少ないなぁって思ってたんだけど、シカオちゃんが今回のアルバムは「僕の半径100メートル範囲以内で起こった事を書いた曲ばっかだから」って言ってて妙に納得しました。
まだまだ聞き込んで新たな発見を見つけたいアルバムです♪